こんにちは。
ミャンマー留学中のゆきこです。
最近、ミャンマーは雨季に突入しました。朝から晩まで雨が降り続けます。住んでいる寮は時々電気も止まります。
まだ、太陽が出ているうちは、いろいろできるので何とかなります。ただ夜は周りに自家発電機を備えている建物もなく、ソーラーパネルが付いている街灯でないので、真っ暗です。懐中電灯で何とか生活していますが、それも充電式なので、長く停電が続くといつまでもつか心配になります。
さて、今回は、ミャンマーの民族衣装の生地を使ってできた洋服をご紹介します。
民族が異なるので、地域によって生地の柄が異なります。また、地方だと恐らく運搬料・仲介者の賃金等がかかっていない分安いです。
国内を旅行中に買い集めた生地たちを、AARが運営する仕立て屋に出してきました。障がいのある人々が裁縫技術を身につけて、働いているところです。素敵なロンジー生地の洋服を着ていた日本人の方に尋ねて、たどり着きました。
4枚出したので、仕上がりには2週間かかりました。と言っても、用事があって一日早く取りに行ったのですが。自分の体形に合わせて作ってもらい、また、生地の柄に合いそうな形で作ってもらいました。
全部試着してみてと言われたので、日本では試着しないとサイズ・雰囲気が合うか判断できないような服なら買わなくてもいいやと思っている私ですが(よく考えたら服は試着してから買うべきものですかね)、あれよあれよという間に服と共に試着室に入れられ、試着しました。
このまま着て帰りたいと、何回思ったことか。
はい、4回思って、元の服に着替えて帰りました。
今まで、日本で、駅前か街中のお店に入れば服が買える状態だったので、作っている人がいる、運んでいる人がいる、目の前に服が陳列されるまでに様々な人が関わっているということを頭ではわかっていたのですが、やっぱりどこか遠くのものでした。
しかし、ミャンマーで、布を織るところから服になるまでを足を運んで見て、うまく言葉にまだ表せないのですが、、服って素敵だなと思いました。色落ちするので、基本的に手洗いで、生地によってはアイロンがけも必要ですが、それでも大切に着ていきたい、そう思える服を手に入れた喜び、そこまで服に興味のない私が恐らくミャンマーに来たから知ることができた感情です。
皆さまもお気に入りの一着を探しに旅に出てみては。
それでは、タッター。